アコースティックギターNo.21(ベアクローイングルマンスプルース・カーリーカタロックス)

木の奏 

No.21   luthier yoshi 21-AM 
トップ:ベアクローイングルマンスプルース
サイド・バック:カーリーカタロックス(カーリーメキシカンロイヤルエボニー)
ネック:ホンジュラスマホガニー(トラスロッド・カーボンロッド2本)
指版:エボニー・カーリーメイプルバインディング
ポジションマーク:メキシコ貝スノーフレークスインレイ
サイドポジション:メキシコ貝ドット
ブリッジ:エボニー(メキシコ貝インレイ)
バインディング:カーリーメイプル
ヘッド:キングウッド
ピックガード:キングウッド
ブリッジピン・エンドピン:エボニー(メキシコ貝ドット)
ブレイシング:オリジナルスキャロップダブルエックスブレイシング
ペグ:ゴトー510
ボデイサイズ:オリジナルAM(マーティントリプルオーサイズのケースに収まります)
スケール:640mm
ナット幅:43mm

塗装:カシュークリアのみ(カシュ―塗料特有の色です、着色はしていません)
ケース:ハードケース
2020年製
エンドピン12mmのため取り外すとすぐにピックアップの取り付けが可能です。

 

全て超希少な木材で製作しています。トップのイングルマンスプルースは柔らかくよく振動するため小振りなギターに相性がいいです。またベアクローが希少です。サイド・バックのカタロックスにはカーリー杢が全体に出ており、木材としてはエボニーのためかなり堅く重厚な音を作ります。ヘッドとピックガードに使用したキングウッドはとくに超希少木材で王室家具などに使用されていた木材の王様です。現在入手困難です。

 

定価550,000円(税込み)

売り切れました。

 

 

 

ギルドF-30のリペア色々

ギルドF-30のブリッジ・ペグ・ピックガード交換・サドル調整です。

 

先ずはピックガード剝がしから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次にブリッジ交換を

エボニーからローズウッドにします。もったいない気もするのですが、こだわりのある方で、ある年代のギルドF-30はローズウッドブリッジなのでその見た目に変えたいと言う依頼です。

 

 

 

 

 

 

 

 

黒色が元のピックガードです。

黒べっ甲柄の大きなものに交換します。

 

 

 

 

ペグも交換です。

 

 

 

 

 

ビス穴が残るのでネック材と同じマホガニーで埋めて軽く着色しておきます。

 

 

 

 

弦高調整して終了です。

完璧にイメージ通りらしくて喜んでいただいてよかったです。

 

 

 

 

 

ギターNo.20・クラシックギター(杉・欅)

luthier yoshi製ギターNo.20の詳細です。

クラシックギター
トップ:国産杉(お寺の建て替え用の最高級の柾目材を分けていただいた物です)
サイド・国産欅
ネック:マホガニー(トラスロッド入り・アコースティックギターに近い丸いネック)
指版:縞黒檀(楓バインディング・アコースティックと同じR付)
サイドポジション:メキシコ貝ドット(3・5・7・9・12・15・17)
ブリッジ:縞黒檀
バインディング:楓
ヘッド:スロテッドヘッド仕様・縞黒檀
ブレイシング:オリジナルファンブレイシング
ペグ:ゴトー
ボデイサイズ:12フレットジョイントOO
スケール:640mm
ナット幅:48㎜
塗装:セラック・カシュ―

ケース:ハードケース
2019年製

価格:242,000円(税込み・送料無料)

クラシックギターぽくないクラシックギターです。
トラスロッド・サイドポジションも入っています。
クラシックギター製作の一般的なスルーネック(スペイン式)ではなくアリ組み(ドイツ式)でネック接合しています。指板にはRがついておりネックはかまぼこ型ではなくアコースティックギター寄りの丸いネックです。

トップの国産杉は独特な燃え上がるような杢が少し入っています。
国産材の素朴で美しいギターです。

国産材特有の明るい音で、単音単音はっきりしています。
音量も豊かで、他にない音ではないでしょうか。
他人と違うギターをお探しのあなたにぴったりのギターです。

No.19のギター(木曾檜・朱里桜)

luthier yoshi製 No.19のギターの詳細です。
京都府のY様オーダー品

トップ:木曾檜
サイド・朱里桜
ネック:マホガニー(トラスロッド・カーボンロッド2本)
指版:縞黒檀
ブリッジ:縞黒檀
バインディング:縞黒檀
ヘッドつき板:縞黒檀スロテッドヘッド
ポジションマーク:なし
サイドポジションマーク:パール貝
ピックガード:なし
ブレイシング:オリジナルノンスキャロップダブルXブレイシング
ペグ:ゴトー(コスモブラック)
ボデイサイズ:お客様要望の形(12フレットジョイント)
スケール:639mm
ケース:お客様のご用意していただいたケース

マーティン12フレットジョイントのOOサイズよりさらに小振りのサイズですが、
とんでもなく音量が豊かで単音単音がはっきりしており、国産材特有の明るい音です。
国産材の素朴な美しさを生かすため極力シンプルな仕様で製作しております。

納品後のお客様の声
家でゆっくり弾いてみましたが,素晴らしいです。やはり国産木のためか,いままで弾いたことのない感触とトーンです。
サウンド全体は明るく,軽めですが,豊かな低音からブリリアントな高音までバランスがいい気がします。
特筆したいのは,工作技術の高さでしょうが,イントネーションが素晴らしく,高フレット音域でもオクターブの音がずれずに出てきます。これは卓越していると感じます。チューニングして,開放弦と低いフレットで弾くと和音が合うのですが,高フレットを弾くと微妙にずれることが,いわゆる高級なギターでも多かったのですが,貴殿製作は私の聴き取れる範囲では非常にピッチが正確で,きれいに弾けます。
これはいわゆる平均律の問題もあり,普通のギターの宿命と読んだことがありますが,私の耳にはそこまで聴き取れません。倍音もきれいです。コードを弾いたときのセパレーションもきれいです。
フィンガーピッキングで強いタッチで弾いてもストラミングしても対応する能力があるようです。さらにこれから経年と共に変化していくのではないでしょうか。サウンドの角が取れ,柔らかく,温かみのある音が出てくればいいと思っておます。

エピフォン12弦ギターのリフィニッシュ・ピックガード交換

 

エピフォン12弦のトップのリフィニッシュです。

この黄色の色ムラがいやと言うことでナチュラルフィニッシュにリフィニッシュしました。

 

ナチュラルフィニッシュだと、元の木の日焼けの跡とかは残ります。

塗装中に元のピックガードを乗せた画像です。

 

塗装リフィニッシュとピックガード交換が終了した画像です。

ピックガードは濃い色のピックガードに交換しました。できるかぎり綺麗にエピフォンのマークを剥がして再利用しています。

 

 

ギターNo.00(ベアクローシトカスプルース・ホンジュラスマホガニー)

サンバースト見本品

十数年前に工場を辞める時に卒業製作したギターです。
ギブソンJ-160Eのトップのリフィニッシュをすることになり、練習台ついでにサンバーストの色見本になってしまいました。
もともとはセラック塗装ですが、塗膜が薄すぎ弱いのが気に入らなかったのもありラッカーのサンバーストに。
また、このサンバーストは照明で色が変わります。明るいときは3トーン、暗めのときは2トーンに見える塗装です。
バックもサンバーストにしています。アンティーク風にして個人的にアンティークサンバーストとよんでます。自己満足です。
ついでにネックも細すぎて嫌だったので、マホガニーを貼り付けⅤネックに削り直し。
ポジションマークもピックガードもなかったのですがメキシコ貝のドットを入れマダガスカルローズウッドのピックガードを新たに製作しました。

トップ:ベアクローシトカスプルース
サイド・バック:ホンジュラスマホガニー
ネック:ホンジュラスマホガニー
指版:マダガスカルローズウッド
ブリッジ:マダガスカルローズ
バインディング:メイプル杢
ヘッドつき板:マダガスカルローズウッド
ポジションマーク:メキシコ貝
サイドポジションマーク:メキシコ貝
ピックガード:マダガスカルローズウッド
ペグ:ゴトー
ボデイサイズ:L-00
スケール:632.5mm

 

 

 

ギブソンJ-160Eのトップのリフィニッシュ

ギブソンJ-160Eのトップのリフィニッシュです。
前回のヘフナーのバイオリンベースと同じお客様です。
こちらもビートルズのジョンレノンの物と同じようなカラーにとのご希望です。

大分色の濃い個体ですね。ご本人はこれが何十年も嫌だったみたいです。

先ずはパーツを外してピックガードを外します。
ギブソンさんこのゼリー状の接着剤はなんですか?

これは下塗りが終わり中央の黄色を吹いた後です。

着色後の様子です。

クリア塗装後、数週間乾燥して研磨後パーツをつけてピックガードを日焼けの跡に合わせて接着します。

完了です。後ろのJ-45は私物です。元の色がこれに近かったので並べればわかりやすいかと。
今回もジョンレノンの物に近づけて欲しいという依頼でしたので、画像を何枚か提示していただきました。それが物によって色が違うんですね。照明の具合なのか。
黒い箇所が赤っぽい画像などもありますしね。
基本的に中央は明るく外側の黒は細い仕様で黒が照明によっては赤っぽく見えるような塗装です。
なるべく近づけるように努力しました。
照明具合で変わるカラーも楽しんでいただければ嬉しいですね。

同じ個体なのに照明で色が変わりますね。

仁王像ギター(シダー・ホンジュラスマホガニー)

大分前に廃材のみで遊びで製作したギターですのでナンバーもラベルもありません。
ペグをも外して放置しており邪魔なので何処かにしまい込もうかと思っていた折、欲しいという方が現れたのでお譲りすることになりました。あまりのタイミングのよさにこれも何かの縁かと。

所有者が現れましたので一応、製作物として載せておきます。

トップ:シダー
サイド・ホンジュラスマホガニー
ネック:ホンジュラスマホガニー(トラスロッド1本)
指版:エボニー
ブリッジ:エボニー
バインディング:メイプル杢
ヘッドつき板:エボニー・阿形インレイ
サウンドホールロゼッタ:メキシコ貝
ポジションマーク:メキシコ貝・散華インレイ
サイドポジションマーク:メキシコ貝
ピックガード:キルテッドメイプル
ペグ:ゴトー
ボデイサイズ:オリジナル(かなり小振りマーティンのスモールコンサートぐらい)
スケール:622.3mm
透かし彫り吽形
アーチバック
塗装:セラック
LRバックスリリックピックアップ+電池ボックス

 

 

 

 

 

 

ヘフナーバイオリンベースのトップのリフィニッシュ

ヘフナーのバイオリンベースをお預かりすることになりました。

長年放置していたものらしいです。ピックガードが溶けてこのようになったとお聞きしました。

最初はきれいにするだけだったのですがトップのリフィニッシュもすることに。

塗装を剥がして生地のみの状態にします。

下塗りサンディングをした状態です。

ビートルズ好きの方でジョンレノンの個体に近づけたいらしく、淡い茶色のサンバーストになっています。ロゴステッカーも貼り付けてクリアー塗装させていただきました。

リアピックアップを限界までブリッジに近づけます。これもビートルズ仕様ですね。僕自身はあまり詳しくないのでお客様に画像を見せていただきながら説明を受けました。

パーツ関連をきれいにしてボリューム・トーンも新しい物に変えています。

かなり喜んでいただき、同じようにギブソンJ-160Eもジョンレノンのギターに近づける塗装をすることになりました。

ギター工房yoshi製 No.1・試奏用ギター(木曾檜・朱里桜)

 

luthier-yoshi No.1 試奏用ギター

トップ:木曾檜
サイド・朱里桜
ネック:マホガニー・山桜の3枚貼り(トラスロッド・カーボンロッド2本)
指版:縞黒檀・桜インレイ・楓バインディング
ブリッジ:縞黒檀・桜インレイ
バインディング:楓
ヘッドつき板:本黒檀・楓バインディング・桜インレイ
サウンドホールロゼッタ:メキシコ貝
ポジションマーク:メキシコ貝
サイドポジションマーク:メキシコ貝
ピックガード:縞黒檀
ブレイシング:オリジナルノンスキャロップダブルXブレイシング
ペグ:ゴトー
ボデイサイズ:スモールジャンボ
スケール:640mm
ケース:ハードケース

売り切れ