ウクレレの製作のながれ

そういえば、ウクレレ製作記のページつくったのにぜんぜん更新してないことに気付きまして・・・

見てくれてた方には申し訳ないです・・・

とりあえずですが、製作のながれだけでもご紹介しようかと。そのうち細かく作り方のページ書けたらいいんですが、まだまだ勉強中なもんで。

P1010833まあ、まずは図面と型板ですよね。これがないと始まらない。

コピーでもいいし、オリジナルでもいいですよね。板を熱で曲げる前提ですんでたいがいどんな形でも作れます。まあそれからいい音がでるかはわからないですが。

 

P1010852これはモールド(型枠)です。ベニヤと家具製作の余りの集成材で製作しました。

 

 

 

 

P1010854材料を切り出した写真です。マホガニー・ウォルナット・キルテッドメイプル・桜・桧です。

 

 

 

 

 

P1010880サイド材をベンディングアイロンで曲げます。

 

 

 

 

 

P1010883成型されたサイド材にライニングを付けてます。

 

 

 

 

 

P1010928サイドの完成。

 

 

 

 

 

P1010861トップ材とバック材は接着面を鉋でととのえハタガネで接着します。

 

 

 

 

 

P1010897サウンドホールはドレメルルーターの出番です。

 

 

 

 

 

P1010898カラフルトップ!

すべて木の本来の色だからすばらしい。

 

 

 

 

P1020048うちのブレイシングはこんな感じです。

トップはフラットでバックにはアールがついてます。

 

 

 

 

P1020061完成したトップ・サイド・バックを接着すると箱になります。

 

 

 

 

 

P1020101今回はボディにフレイムシカモアでバインディング巻いてます。ネックは マホガニーとウォルナットの3pネックです。

 

 

 

 

 

P1020115ネックジョイントはウクレレはダボが主流ですね。でもうちは手間かかっても蟻接ぎで。なんでって?そりゃあくらべものにならないくらい強いしかっこいい。ダボて・・・

 

 

 

 

P1020117指板のサイドポジも木で。ウォルナットです。今回のウクレレはほぼすべてウォルナットです。

 

 

 

 

 

P1020124フレット打ちですね。当店のウクレレはギターのフレット使ってます。

 

 

 

 

 

P1020126ネックの削りだしです。南京鉋で成形していきます。これがまた楽しい♪

 

 

 

 

 

P1020129そして磨いて塗装ですね。うちではセラックを目止めせずにはけ塗りしています。極めて薄くセラック特有の暖かい光沢があり木の木目を感じることができると思ってます。難点は極めて薄いゆえに耐久性に劣ることですね。傷や凹みがつきやすい。まあ、ウレタンであろうラッカーであろうと傷はつくものです。

 

 

 

P1020179ブリッジはウォルナットです。 サドルはエボニーですよ。しぶい。

 

 

 

 

 

P1020175そしてこれが完成品です。

見た目はギターを意識して製作してみました。

張りのあるクリアな音ですよ