アコースティックギターのトップ割れの修理の依頼があり修理させていただきました。
ヤマハのLL-33Jです。テリー中本さんのサインもラベルにありましたよ。かなり弾きこんであり風格ただよう1本でした。
ボンドをきれいに拭き取り、クランプで締め付けます。力加減に神経つかいます。
木目の交差したパッチをクランプの届かない位置なので強力マグネットで接着しました。
リペア終了後確認で弾かせていただきましたが、すごいいい鳴り。これが何十年弾きこんだ音なんだなと感じさせられるギターでした。とにかく低音をアタックしたときの音がたまらない。このギターいろいろ採寸しましたがスケールは648mmのフェンダースケールにボディ厚は100~125。大きいです。ブリッジも他より大きいし。ですが大きなギターの良さも再認識させていただきました。
次の製作で試したいことをいろいろ発見しましたしやっぱりギターはおもしろい。